BIKE
FITTING
バイクフィッティング
BIKE FITTING
完全なバイク
フィッティング
BIOMOTO のバイクフィッティングとは、ただ速さを求めるライディングフォームではなく、サイクリストの身体的および機能的な特徴に合わせて自転車を調整し、高いパフォーマンスを発揮可能にすることです。
身体分析を行い、身体的特徴や関節可動域の制限などを考慮したうえで、怪我のリスクを回避しながら、パフォーマンスを向上させるライディングフォームを提供することを大切にしています。
なぜなら、ペダリング中、姿勢は常に変化し、その変化とともにさまざまな筋や関節に負荷がかかることになります。
脚の筋肉によって生成された大きなパワーは、身体的および機能的な特徴を無視したライディングフォームでは、その大きなパワーをロスするだけではなく、関節に対して誤ったベクトルのパワーがかかり、故障を招く原因にもなります。
その為、パワーをロスすることなく、また長時間効率よく機能させ、関節にも負担をかけない為にも関節角度や体幹の傾き、及びスムーズな動作を導きだす必要があります。
重要な3つの圧力測定
- 足底圧力測定
- サイクリングシューズ内の足によって加えられる圧力を動的に評価します。この評価により右足と左足の推力の違いを分析しサイクリングインソールをカスタマイズします。
- サドル圧力測定
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ペダリング中のサドルへの圧力を測定します。
圧力の非対称性を特定するために静止時と運動時の両方の圧力分布を評価します。
- ハンドル圧力測定(MTB 用)
- バイクポジション(肩関節・肘関節の角度や位置)により、ハンドルを握ったときの手関節の角度に影響が及びます。その影響が手関節の痛みの発生の原因になる場合もある為、圧力計測することにより手関節へかかる負担を回避することができます。また、ロードバイクにおいてもハンドル圧力を計測をすることにより、サドル、ハンドル、足底(ペダル)のバランスの目安にもなります。
バイクフィッティング分析
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1. 姿勢評価
- 足部と下肢の視覚的分析
- この段階では、圧痛点、関節可動域、柔軟性、足部や下肢の変形や異常などの足部及び下肢の解剖学的構造を確認します。
- 股関節可動域の評価
- 股関節の柔軟性と可動域はライディングフォームとパフォーマンスに大きく影響する為、重要な評価項目になります。
- 肩関節可動域の評価
- 股関節同様、肩関節可動域もライディングフォームに大きく影響する為、重要な評価項目になります。
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2. 自転車の動きの分析
バイクフィッティングの第2段階では、バイクに乗ったサイクリストの動きを生体力学的に分析します。
ハイスピードカメラにて、フロント、リア、両サイドの4方向から撮影し、評価します。
次に、評価結果を基に、BIOMOTO 独自の指標及び身体分析情報から、ペダリングを分析し、各関節を適切な状態へ導きだし、バイクを調整していきます。 -
3. サドルにかかる圧力の分析
バイクフィッティングテストの第3段階では、ペダリング中のサドルへの圧力を測定します。サドルに取り付けられた64個のセンサーを利用して、負荷段階での非対称性を特定するために、静止時と運動時の両方の圧力分布を評価することができます。
●評価項目- サドル全体の圧力分布
- サドルの前後圧(恥骨・座骨)
- サドルポジションに基づく圧力値
- サドル左右の圧力値の比較
- 骨盤運動の中心位置
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4. 足底圧の分析
バイクフィッティングの第4段階では、インソール型足底圧計測器にてペダリング中の圧力を計測します。
●評価項目- 左右の非対称性を分析
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ペダリング中に起きる足部の形状変化
(足部には多くの小さな骨、関節、靱帯から成り立っている為、ペダリング中の足部形状が崩れ、パワーを大きくロスしていることがあります) - ポジション変更に伴う足底圧の変化(正しくパワーが伝わっているか)